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生きた人を観察する シリーズ2

占いを皮切りに、 占星学を学び始めた私が最初にしたことは、 とにかく「データ」を集めること、でした。

人に会えば生年月日を調べ、 太陽星座がおひつじ座なら、猪突猛進! 月星座がかに座なら優しい心の持ち主! というように、人を学んだばかりの単純な知識に当てはめていました。

生年月日から色めがねでその人を判断し、 その人不在のまま、知識に押し込もうとしてしまっていたのです。

そんな風に過ごしていくと次第にいきづまり、 知識に人を当てはめるのではなくて、 「はじめに人ありき…」ということに気づきました。

生きた人を見なければダメなんだ… そうでなければデータは机上の空論で、 なんの意味もないことを実感しました。

そこから私は、 生きた人のことをちゃんと見始めたように思います。

生年月日をあえてしばらくの間調べずに1ヶ月なり2ヶ月なり その人をよく観察して、自分の感覚を通して、 「目の前の人を感じる」ように努めました。

私がアストロリレーションで一番お伝えしたいポイントは、 星の知識やデータに頼るのではなく、 自分の感覚を通して目の前にいる生きた人間をよく観察することです。

観察は、どんな人間関係にとっても大事な柱だと思います。