最近私は、上記4つの惑星のトランジットで、 滅多に経験することのできない、感覚を味わっています。
トランジットには大きく2つの意味があります。
?運行中の惑星を表す ?自分の生まれた時の惑星に運行中の惑星が どんな影響を及ぼすかを見る方法
今現在、自分がどんな影響を宇宙から受けているか、 そして将来どんな影響を受けるかを知るには不可欠です。
木星、海王星のトランジットはすでに抜けたので、 私が現在経験しているのは下記の2つです。
月と土星のコンジャンクション(同じ位置に来る) 太陽と冥王星のオポジション(180゜の位置関係) ※赤字が私の生まれた時の惑星、青字がトランジット
このうち、太陽と冥王星のオポジションは 一生のうちに一度も体験しない人が、大勢いらっしゃいます。
冥王星の公転周期は約247.69年。 すなわち、1つの星座に約20年留まるのです。
私の太陽は双子座の25゜37ですが
冥王星とのオポジションを作るには、
冥王星が射手座の25゜37
の位置に来る必要があります。
次にこの位置に来るのは約247年後ということになります。
このトランジットは決して楽なものではありません。 何故なら、自分を根本から作り直すような作業を要求する トランジットだからです。冥王星は破壊と再生の星なのです。
でも占星学を仕事としている者にとって、 こんな貴重な体験ができることは、至上の喜びでもあります。 理論では説明できない「何か」を体感できるからです。
2008年1/25日に冥王星は射手座から山羊座に移行します。 逆行して6月には射手座に戻りますが、11/26日には再び 山羊座に移行します。(逆行中は一部の双子座の方は、再度オポジションを経験します)
冥王星が山羊座に居る間、 太陽星座が蟹座の方達はオポジションを経験することでしょう。
人間の成長には欠かせないオポジション、 恐れず、その経験から何かを掴み取る気持ちが 大切だと私は思います。
そのためにも自分に訪れるトランジットを 知っておく必要があるのです。