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2010年春分図

今年はどんな年?

占星学での1年の始まりは春分です。

牡羊座が0゜になるときのチャートから、その国の一年の動向を読み取っていきます。 今年は3月21日の2:33AMです。

今年の春分図を見ると、 第2ハウス(財政などを表す)には、木星天王星、太陽、水星があり、 その反対のハウスである第8ハウス(証券、債務などを表す)には土星があります。 そして、この土星と第2ハウスの太陽と水星とは、 オポジション(180゜)の位置関係になります。

また第12ハウス(密会、集団意識、賠償、隠れたものなどを表す)には、 冥王星が入っています。そしてこの冥王星は、 土星、太陽、水星とスクエア(90゜)を形成しています。

すなわち、第2ハウスと第8ハウスと第12ハウスの間で Tスクエア(180゜に対してさらに90゜を形成する星が加わる)が 形成されているわけです。

うぅぅん・・どう見ても、「景気のいい年だ!」とは言えなそうです。

救いがあるとすれば、、、 この景気は私たちの気持ちの持ち方によって かなり上向く可能性もありそうだということでしょう。

「景気が悪いからね」とか「これからも良くならないでしょうね」と言った 発言はやめて、たとえ言葉だけでも 「もう良くなってきた」「景気がいいね」と皆が言ってみることも大切で これがTスクエアを解く鍵かもしれません。

もう一つは、第7ハウス(同盟国をなどを表す)にある火星と、 第4ハウス(野党などを表す)にある月も、 土星が形成しているオポジションを和らげてくれます。

ちょっと複雑ですが、 火星は第3ハウス(通信、交通、教育などを表す)の影響も受けていますし、 月は第7ハウスの影響も受けています。

これらを見ると、教育に力を入れること、 通信技術の発展が日本にとって最も大切な年になりそうです。 世界に先駆けて何ができるかが、勝負の分かれ目とも言えます。

何はともあれ、惑星の動きも盛んな今年は、 何が起きてもおかしくない年。過去の栄光にしがみつかずに 新しいやり方を模索する必要がありそうですね。

2010年の春分