理解度が深まったかも
文学作品にしろ、映画にしろ、 今までも理解していると思っていた作品が、 蓼科に住むようになって、より体感できるようになりました。
と言うのは、
蓼科の冬は、都会暮らしの私からは想像できないほど厳しいものです。 生活していくのは大変ではありませんが、11月から雪が降り 今年は4月にも雪が降っていました。
とにかく1年のうち5ヶ月ぐらいは雪景色です。
そして春が訪れてから紅葉までは、 銀世界とは対照的な色の世界が広がります。 赤、黄色、ピンク、緑・・・と自然の色のバリエーションを 満喫できます。緑にもこんなに種類があったのかとびっくりしています。
雪に囲まれていた時期があるだけに、春がより光輝いて見えます。
こんな蓼科での経験をしてから、 若い頃読んだ嵐が丘を読み直したのですが、 あの荒涼とした世界が良くわかるようになりました。
また以前観た映画ミザリーもさらに実感が湧いてきました。
やはり色々な環境に身をおくことで、 文学作品などの理解度もたかまるのかも・・と 最近感じています。