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誰のための恋愛か。

自己承認のツール?

蓼科では今日が初雪。

窓の外の雪を見ると、とってもロマンチックな気持ちになります。

何故か夏っぽいサンバなんかをかけて、これを書いています。

ロマンチックといえば、キャンドルを灯し愛する人と過ごす時間。

ワインなんかもあれば最高だなぁと夢見ながら、

一体私は今まで何のために恋愛をしてきたんだろうなんて、考え始めたわけです。

色々振り返ってみると、若い頃の恋愛は、自己承認のためだったのかもしれません。

「こんなに頭のいい男に愛されている私は、きっとそれなりに面白い女なんだろう」 「こんなにハンサムな男に愛されている私は、きっとそれなりに魅力的な女なんだろう」 「こんなにモテている男に愛されている私は、きっとそれなりに他の女とは違うのだろう」といった具合に、 「素晴らしい男に愛されている私は=素晴らしい」といったいとも簡単な数式を楽しんでいたのかも。

ところがある日、相手の判断が信じられなくなってきたのだ。

「こんな男が私を選ぶなら=私はたいした女じゃない」といった数式です。

純情な女から経験豊かな女に変わる瞬間です。

この生意気な域に入ると、なかなか恋愛ができません。

心当たりのある皆さんは、もう一度、相手の判断を信じる純真さが必要なのかもしれません。

今の私の境地は、「こんな素晴らしい私が選んだ男だから=あなたは素晴らしい」

なとどいう、世にもエゴイステックな考えです(笑)

どうしようもないなぁ。美姫、お前は何様か!

外はもう雪が止み、晴れてきました。