迫力ありますよ
毎日スロージョギングを日課にしているのですが、 先日、ほんの目の前にに雄の鹿が現れました。
この時期は雄が雌を求めて、自分の縄張りに頻繁に現れます。 何度か庭にも来ているのですが、走っているときに雄に出会ったのは初めて。
たぶん今年生まれたのではないはず。だってかなり大きい!
鹿の習性がわからないので、逃げるべきか、止まるべきかわからず、 結局は何か音を出したほうがいいのではと思い、鹿の鳴き声を真似て 「うぅうぅ」と言ってみました。でも・・一向に動きません。
と言うか「何だこのチビ」みたいな目つきで睨まれました。 ちょっとフリーズ状態で、約10分。そのとき携帯が鳴り、その音で一気に走って行きました。
いゃぁーなかなか怖かったです。都会育ちの人間って、自然の中では無力ですね。
夕方から夜にかけてはあちこちから鹿の鳴き声が響いてきます。
まさに、百人一首にもある猿丸太夫の詠んだこんな歌を思い出します。
奥山丹 黄葉踏別 鳴鹿之 音聆時曾 秋者金敷 おくやまに もみぢふみわけ なくしかの こゑきくときぞ あきはかなしき
同じ景色を見て、こういう歌が読める人と、私との違いは大きすぎる ! (笑)