100ｇ秤に1キロを載せても無理
人はそれぞれ大きさの違う秤を持っていると、 私はいつも思います。
100ｇまで量れる秤を持っている人もいれば 1ｋまで量れる秤を持っている人もいるのです。
何ｇの秤を持つかは、その人の経験、知識、人格、 想像力、育った環境など様々な要因で決まると思います。 そして成熟していけば行くほど、グラム数は増えていきます。
勿論、どんな星のもとに生まれたかも、大きなポイントでしょう。
そして人の痛みに関しては1ｋまで量れるけど、 哲学的な話になると100ｇしか量れないといったように 事柄によっても、量れる量が違うようです。
もし、あなたが素晴らしい考えや気付き、あるいは莫大な知識を 100ｇ秤の人に載せれば、たとえそれが1ｋの内容でも、 100ｇの内容になってしまうのです。 残りの900ｇはその人には見えません。
私も自分の秤が小さいゆえに、 相手の素晴らしい考えを、量りきれていないことが 多々あるのではないかといつも反省しています。
秤の考え方はエレメントにも言えます。 例えば地のエレメントが多い人の秤に 風のエレメントの価値観をたくさん載せても、 地のエレメントの人には、その価値は量れないのです。 勿論、これは逆も言えます。
ですから、 地のエレメント秤(地のエレメントの価値観は、たくさん量れる)の人には その秤で量れる提示の仕方が要求されます。
このことは、 火のエレメント秤(火のエレメントの価値観は、たくさん量れる) 風のエレメント秤(風のエレメントの価値観は、たくさん量れる) 水のエレメント秤(水のエレメントの価値観は、たくさん量れる)の人にも 言えることです。
相手の秤の大きさ、そして何ならたくさん量れるかを理解して 初めてあなたのことを相手は受け止め、認めてくれるのではないでしょうか。
このポイントを理解していただくことこそ、 アストロリレーションのセミナーを通じ 私が皆さんにお伝えしたいことなのかもしれません。
