同じ温度で耳を傾ける
自分が心から大切にしていることを人に伝えようとするとき、 よく起こるのが相手との温度差。
例えば占星学の知識もそうです。
占星学に対してニュトラルな人はともかく、 頭からバカにしている人には、 自分の思いをぶつければぶつけるほど、 相手との距離が遠のいて行ってしまいます。
占星学を仕事にしていると言うと、 「なーにー、ベールかなんかかぶって、私には見えま〜す。とか言うの」 と、よくジョークっぽく言われます。
心の中では「何もわかっていないくせに」と思いながらも、 私が熱くなって語ったとしても、それは虚しいだけです。 ですから、そっと大切な扉を閉じて、その人とは別の話を始めます。
人が一番興味を持っていることを話してくれたとき、 その瞬間こそ、その人の秘密の扉を開けることができるのに ・・
実はホロスコープを解読するのも同じ作業なのです。 ホロスコープを見ながら、相手の一言一言に耳を澄ませ、 いくつ秘密の扉を開けることができるかが、 プロとアマチュアの分かれ目なのだと思っています。
精進しなくちゃ