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マイケル・ジャクソン追悼 最終回

父親との確執

マイケルの父親は1929/7/26生まれ 母親は1930/5/4生まれです。

二人とも出生時間は定かではありませんが、 マイケルのホロスコープにどんな影響を及ぼしているかは 見えてきます。

マイケルは遺言書から父親の名前を外すほど、 父親とは大きな確執があったと言われていますよね。

それを裏付けるように父親の土星が気になります。

父親の土星は24゜の射手座で、マイケルの第10ハウスに入ってきます。 オーブは少し大きいですが、マイケルのMCの19゜の射手座に コンジャンクションしていると言えます。 また火星はマイケルの第7ハウスにコンジャンクション。 しかも父親の獅子座の太陽はマイケルの第6ハウスに入ってきます。

これ以外にも、まだまだ驚くほどの影響を及ぼしています。

マイケルにとって、父親の存在は常に重圧となっていたことでしょう。 特に仕事面でその厳しさが発揮されていたのがわかります。 同じ父親の教育でもマイケル以外の子供達は マイケルほど圧力を感じなかったようです。

これは、アストロ的な相性の違いから起きていると言えそうです。

とは言え、皮肉なことにこの厳しさ(土星)ゆえ、 スーパースターマイケルが誕生したとも言えます。

救いなのは、母親が彼の理解者であったことでしょう。 母親と話すことで、彼がどんなに癒されていたかがわかります。

マイケルが音楽以外に教えてくれたこともあります。 それは、コンプレックスはいかに馬鹿げたことかです。

あんなに美しいマイケルが、広がった鼻と父親に言われ、 (それだけが理由ではないと思いますが・・・) 整形を繰り返したこと。 星の影響も大きいとは思いますが、そのままで十分美しいのに、 何とももったいないような気がしてしまいます。

私達も多かれ少なかれ、意味のないコンプレックスを抱いていると思いませんか。 そんなことも彼の死が教えてくれたことだと私は思っています。

ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

Thank you Michael. I love you