人の力を上手に使って
レシピを考えるようにホロスコープを考えてみます。
例えば、カレーライスを作ろうと思ったとします。
チキンカレーなら、鶏肉、たまねぎ、じゃがいも、人参 にんにく、ルー(ターメリック、塩こしょうなどの香辛料) など色々な食材が必要ですよね。
でもあなたのホロスコープでは人参ばかり多くて、 他の食材があまりありません。すなわち偏った星座が多かったり 同じエレメントばかり持っているようなケースです。 こんな場合、自分が持っているものだけで頑張ろうとすると、
人参を具にして、人参でルーを作って、 人参ライスの上にかけて・・・
これでは私たちが普段食べているあの「カレー」とは 全く別物になりますよね。しかもあまり美味しそうではありません。
ほとんど人参の人が仮に自分は美味しいカレーになるんだ! とどんなに思っても、自分のホロスコープの中で、 人参以外の要素がなければ、誰かと組まなければ、 美味しいカレーライスにはなれないということです。
ですから、鶏肉、たまねぎ、ジャガイモ、 それからライスを持つ誰かと組んではじめて 美味しいカレーライスを目指すことができるのです。
自分のないものになろうとしても上手くいかない。
と常々申し上げている意味はこういうことです。 自分がどの要素をどれくらい持っているかによって、 そして誰と一緒に作るのかによっても味も変わり メニューの種類も増えるのです。
人間同士、お互いの化学反応が作り出す結果が 美味しい料理となる、そんな風に私は捉えています。