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皆様いかがお過ごしでしょうか。

色々な情報が錯綜

災害時にはつきものかもしれませんが、色々な情報が錯綜していますね。

占星学の世界でもそうです。果たして今回の地震を予知できたか、 これはとても難しい問題だと思います。

私としては、このような大災害は、 占星学だけではなく、地震学、天文学の領域にも大きく係わってくると思うからです。

去年の1月、そして今年の1月のセミナーでもお伝えしましたが、 占星学的には、いつ災害が起きてもおかしくない状態が続いています。

去年も災害が起こりやすいことをお伝えしてすぐ、ハイチの地震が起きてしまいました。

でもだからと言って、絶対起きるぞ!と言えるかは疑問です。

後からみれば、確かに色々な占星学的予兆はありますが、条件が揃っていても起きないこともあるからです。

木星土星天王星冥王星などが、活動宮に入り、様々なハードアスペクトを形成しているのが、今の緊張感を生み出している要因の一つです。

ここでいくつか考えられることを整理します。

ちょっと熱が入っていますので長いですよ・・・・

  1.  天王星の影響

これは過日のブログにも書かせていただきましたが、3/12日から天王星牡羊座に移行しました。地震津波発生時の天王星魚座の29゜57'に位置していました。正に天王星にさよならを告げ、牡羊座にバトンタッチしようとしているときです。天王星のように約7年ぐらいの長いスパーンで一つの星座に留まる天体は、次に移る時に色々な事件を起こします。星座の種類によって違いますが、魚座海王星が支配していることから、海水にも関係している星です。そこに急激に変化させる天王星が加わり、大きな津波に結びついたと考えることもできます。

  1.  アスペクト

1)  木星土星

3/29日には木星土星のハードアスペクトが形成されます。

アスペクトは誤差も考慮に入れるので、5゜のオーブはあるものの11日にもその影響はありました。天災だけのアスペクトではありませんが、これも考えられます。

3.  日本のチャートへの影響

日本のチャートにどんなトランジットとして影響を与えたかですが、ホラリー、サビアンなど色々な方面からの解釈がありますが、私はあまり納得していません。日本のチャートをいつのもにするかが難しい点もあります。

4.  月の影響

3/20日は満月ですが、ただの満月ではなく、Extreme Super Moonです。

この言葉はもともと占星学者が作りました。約18年に一度新月か満月のときに起こります。

月と地球の距離は35万6千km〜41万6千kmあります。

月が楕円形の軌道を回っているので、時期によって、地球に近づいたり離れたりしています。19日には35万6,577kmまで近づきます。

ここまで近づくのは、1992年以来です。

引力は距離によって±約15%の変化です。このことより、津波が誘発されたり、地震が起きやすくなると言われています。

良く言われているのが2004年12/26日に起きた、スマトラ島沖地震 との関係です。

その2週間後の1/10日に Super Moonがありました。

ですから、今回もこの影響があるのではとの考え方です。

4/18日の満月では35万8,092kmまで離れますが、まだ近いですね。

  1.  海王星の動き

4/4日には水瓶座から魚座に移行します。(約170年ぶり)

海王星魚座を司っていることから、一番力を発揮できる位置に来ます。

8/5日には再び水瓶座に戻り、2012年2/4日からは安定して魚座に入ります。

そして、2025年3/29まで留まります。

天王星の移行と同様に海王星も周期が長い(約14年)惑星なので、水瓶座から魚座に完全に移行するちょっと前は(2012/2/3頃)不安定な時期になります。

他に天文学的なこととしては、彗星 Eleninが3/11日〜15日に最も近づくので、地震などが起きやすいのだそうです。

占星学は地球を中心に他の惑星の動きを見ていくものですが、天文学では、宇宙全体を観察していきますよね。

似ているようで、全く別のものなんですよね。

今後はもっと天文学を勉強しなければと思ってきました。

まだまたぜ勉強不足なので、今後の私の課題です。

被災地の皆様はもとより、日本は辛い時期を迎えていますが、どんな時でも、救いとなる星の動きに注目していきたいと、思っています。

ちょっと神がかり的ではありますが、皆さんの意識を星のいい動きに向けると、自然にそちらの力が強くなると私はいつも信じております。