お花見シーズンもそろそろ終盤ですが、 桜の花は、いつ見ても美しいですね。
ところで、桜は綺麗なだけでなく、 薬としての効用もあるのはご存知ですか。
桜の樹皮は十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)という 漢方薬にも使用されています。 湿疹やじんましんなどの皮膚の疾患に効くと言われています。
皮の抽出エキスは咳止めとしても市販薬で使用されています。
桜の花びらの芳香成分のクマリンは気分を明るくします。 食欲増進、二日酔いにも効くとも言われています。
桜の花粉にはエフェドリンという精神状態を 高める成分が含まれています。
お花見でついつい飲みすぎたり、恋に落ちたり、 はしゃぎすぎたりしてしまうのも、 もしかしたら、これらの秘密成分がそっとあなたの 鼻先に飛んでくるからかも・・・
それにしても、人の目を楽しませてくれるだけでも十分なのに、 私たちの心まで幸せにする成分も隠し持っているなんて。
天は二物を与えずなんて、桜には通用しませんね。